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裏切られた

  • 3月31日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月6日


【 許せない感情のはなし 】


人は

身近な人を

注視する


そういう

脳のくせ


それは

身を守るための

自己防衛の本能


危険を

遠ざけたい

人の本能


悩みの大半は

人との

関係性



裏切られた


許せない


そんなとき


忘れたくても

離れたくても

どうにもならない


堂々巡り


だれかに

なにかに

固執する



裏切られて

苦しい


その間は


感情と

共にいる


悔しい


悲しい


許せない



人の幸福はおろか

自分の幸福も

横に置いて


一心不乱に

恨めしさを

募らせる



呼吸が

浅くなり


鼓動が

早くなり


眠りが

浅くなり


身体に

緊張が残る


そういう状態





自己愛を

傷つけること


自分の愛する

なにかを傷つけること



それらを

決して

許さない


そして

怒りへと

変貌を遂げ


最終的には


善と悪で

区切りをつける


そんな形で

人は恨みを

終結させやすい


抑圧された恨みは


時を超え

形を変え

やってくる


影との対峙は


心身の

力を奪い去る



傷ついた

自己は


恨めしい相手と

敵対しようとする


それは自己防衛本能




肉体が分かれているから


両者に区切りがあるから


敵だと認識してしまう


自己を

他者と

分離する


もし肉体が

なければ


自己がなければ


恨めしさも

生めない




他者を

自己以外と

認識する


肉体がなくなれば


恨みは消えるのか


境界がなくなれば


戦争はなくなるか



人が

こんなにも

重たい


感情を

抱えられるのは

なぜだろうか


人が

植物や

生き物ではなく


人に

固執してしまうのは

なぜだろうか


肉体の次元に

閉じ込めた

意識を


人は一体

どう扱ったら


人の心は

救われるだろう


そんなことを

観察する




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© saori wakabayashi

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