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愛してほしかった

  • 3月24日
  • 読了時間: 1分

更新日:4月6日


【 失った自分と出会った話 】


2011年 3月に

わたしは

出会った


特性を放ち

自分を生きる

その存在たち





こんな世界を

知らない人生

だったなんて


今まで損していた

そう思った



初めての出会いは

小さな場所の

扉をあけたとき



わたしの体を

大きな風が吹きぬけて



ずっと溢れたがっていた

その泉が

心に湧いた



自分がはじめて

許された瞬間だった





受容され

受容する


その空気に

触れて


何かが

芽吹いた




心があふれた

心が解かれた



まるで

小さな

こどもが


我慢を

解くように



さみしくて

会いたくて

でも心を閉じた


そんなこどもが

母親に会えた

その時のように



心の奥底から

吹きだした





絡まった

心を


丁寧に

癒やし


ときほぐし


あたたかい

陽だまりへ


彼らが

わたしを

連れていく



居ていい

そのままでいい

そう言った





心が息を

吹きかえした



奥に隠れていた

すっかり忘れていた

ずっと見ないでいた


その自分が


顔をのぞかせる


ようやく

わたしは


失ったはずの

自分を見つけた










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© saori wakabayashi

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