ばやしさん
- 3月28日
- 読了時間: 1分
更新日:4月6日
【 特性ある子の話 】
わたしが
敬愛する
特性ある
彼ら
そのなかには
わかばやし
この苗字を
はじめは
言いにくそうに
する子が
結構な確率いる
たとえば、
わかばらしさん
…ばやしさん
わかばーしさん
わか…あしさん
どんな風に
呼ばれても
どの呼び方も
とても嬉しかったし
とても愛おしかった

2文字とか
3文字とか
そんな苗字なら
呼びやすいし
覚えやすい
そうしたら
すぐに覚えて
たくさん呼んで
もらえたのかな
そんなことを
考えた
それでも
呼びにくい
この苗字を
どうにか
呼んでもらえることが
とても嬉しくて
すごく嬉しくて
自分の苗字が
彼らの声と共に
わたしの脳へと
記憶され
今でも
この苗字を
大切に思ってる

自分の名前を
好きじゃなかった
そんなわたしが
彼らとの出会いで
いつしか
自分の名前が
好きで
愛おしくなった

ばやしさん
時々ふと
彼らの声で
呼ばれたくなる
あんなに
愛おしく
不器用に
いろんな風に
呼んでもらって
わたしは本当に
幸せなんだ
本当に
幸せなんだ


