存在するだけはイヤだ
- 5月21日
- 読了時間: 1分
更新日:8月16日
【 欲しがる自己価値 】
生まれた
ばかりは
存在に
尊ばれる
笑うだけで
喜ばれる

やがて
成長と共に
自我が
芽生え
役に立ちたくなる
自己価値への
探求
存在だけで
良かったのに
喜ばせたい
生み出したい
笑わせたい
だれかを
幸せにしたい
欲が蔓延る
意欲が
原動力になる
成すことを
称えられると信じ
いいねを
求めていく

自己の価値へ
渇望し
外側に
それを探す
期待しては
失望し
求められることを
求め
物差しで
測られる世界へ
自らのめりこむ

トロフィーが
自己を裏切り
賞状が
渇望を生み
名誉が
落胆させる
肩書きは
やがて塵となる
忘れられる
そのことを恐れ
人はいつか
この身体を終える
最期に心に
何が残るのか
体裁では
信頼を築けず
面子では
飯が食えない
築き上げたものは
いずれ元に戻り
やがて
己を見つめる
死ぬまでに
心になにを
残すのか
価値とは
何か
生まれたばかりの
自分に倣って


