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父の愛

  • 7月14日
  • 読了時間: 1分

更新日:3 日前

【 私のこと 】


ファザーコンプレックス

それだった


わたしは


父からの

愛情を

感じた記憶がない


過去に一度も


父もまた


親からの愛情を感じずに

育ったようだった



いま


年老いた父から出るのは

承認欲求と

おどしの言葉


感情に飲み込まれた状態


こどものような態度と

こどものような要求


まるで父は

自分の親に

愛情を求めるような


そんな態度を

娘へ向ける



親はいつから親なのか


わたしは

父を親と思ったことがない


私は両親を

少年少女のように

見ていた


肉体の年齢はその人の

精神を表すとは限らない



子が親を育て

親は子のように

なることもある


実は全てが

逆で


わたし達は

何もかも


あべこべの中で

生きているのではないか


そんなふうに

考えてしまう




未熟があるから

その対局に

成熟が生まれる


未熟な者の下に

生まれれば


その未熟さを

認識し

自己へ活かせる


愛を探せる



父はまさに

反面教師として

わたしを育てた


今捉え直せば


それは

愛という形

そのものかもしれない


父なりの

愛の形だったと

そう感じてみる



















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© saori wakabayashi

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